あずきかん
小豆を主にした鹿児島独特の蒸し羊羹です。
甘み地方ではサネンの葉を敷いて風味を加えて作る。
昔から慶事の時の代表的な菓子だが、法事時などでも小豆羹、木目羹、かるかん、などいくつかを箱に入れて配る家も多い。
昔は五段重ねの重箱に入れて子供たちが一軒一軒まわった。
菓子をもらった家ではその中の菓子の大きさ、種類を見てお金を包んで線香代として渡した。
昔は菓子の厚さでその家の経済状態を推しはかったものであったらしい。
現在は家で作る事も無くなってきたが、自家製は一味違うと今でも人気がある。
((あずきかん))
【材料】 ・・・・・・32×32cm 30切れ
・小豆こしあん 3kg
・砂糖 3kg
・小麦粉 400g
・片栗粉 200g
・水 カップ7と1/2
【作り方】
①少し水が残る程度の小豆あんと砂糖、小麦粉、片栗粉をよく混ぜる。
②蒸し器の中に中枠を用意し、濡れ布巾を敷いてその中に①を流し入れ、上の方を平らにして、その上に片栗粉大さじ2を水で溶いて流し入れ3時間強火で蒸す。
【一口メモ】
圧力なべで手軽に出来る小豆羹
・小豆こしあん 250g
・砂糖 200g
・小麦粉 25g
・片栗粉 20g
①材料を全部ボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
②圧力鍋に水カップ2と1/2を入れ、すのこをのせ、その上にアルミホイルを敷いて流し入れ、火にかけ沸騰後5分で火を止める。
2014年2月 7日 01:30 | カテゴリー: 春のお菓子 | コメント(0) | トラックバック(0)