米かん(田植団子)
唐芋は秋から冬にかけて収穫されるが、昔は畑に深さ70~80cm、直径70~80cm位の丸い穴を掘り、穴の上にはすすき、かやなどで雨水の侵入を防ぐための覆いをした『芋つぼ』を作り、芋を貯蔵していた。
この『米かん』も貯蔵していた芋を使ってよく作られたが、主にお茶摘み、田植えのときのおやつにされた。
((米かん「田植え団子」))
【材料】 ・・・・・・・5本分
・小麦粉 500g
・餅米粉 300g
・さつま芋 中3個
・黒砂糖 350g
・水 カップ2
・竹の皮
【作り方】
1、さつま芋はよく洗い皮をむき、乱切りにして20分程度蒸し、つぶしておく。
2、黒砂糖は細かく刻み、水2カップで煮溶かし人肌ぐらいの温度に冷ましておく。
3、竹の皮は2~3時間水に浸してよく洗っておく。
4、小麦粉と米の粉、さつま芋をよく混ぜ合わせ②を注ぎながらよくこねる。耳たぶよりちょっと固めにこねたらぬれ布巾をかぶせて20~30分おく。
5、竹の皮に④を楕円形に形を整え包み込む。
6、よく蒸気の上がった蒸し器に重ならないように並べて蒸す。
2012年8月18日 02:46 | カテゴリー: 夏のお菓子
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