かるかん

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安政年間(1854年~1860年)に島津家28代斉彬が江戸から帰鹿する時、連れ帰った歌詞職人、八島六兵衛により捜索されたものである。材料の時より出来上がりが軽くなるので軽い羹という意味で『かるかん』といわれる。

((かるかん))

【材料】  ・・・・・・30cm×30cm枠28切れ

・かるかん粉        1kg
・山芋            1.2kg
・砂糖            1.2kg
・卵白            5個
・水              4カップ

【作り方】

1、山芋は厚めに皮をむき水にさらしすり鉢ですりおろす。

2、かるかん粉、砂糖、水、卵白を①に交互に加えながらよくすり混ぜる。

3、蒸し器に布を敷き②の種を枠に流し入れて1時間くらい蒸す。

【一口メモ】

・かるかん粉とはうるち米を水に漬け、水挽きして上新粉より粒子を粗くして、半乾きにしたもの。

・山芋の代わりに里芋を使っても良い。

・すり鉢の代わりにミキサーを使用しても簡単に出来る。

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