あくまき☆鹿児島の郷土料理

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こんにちは!
ゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日5月5日は『こどもの日』、端午の節句という事で、男子の健康を祈願する日ですね。
鯉のぼりに鎧兜、ちまきや柏餅を食べるetc・・・なんてのが一般的でしょうが、私の嫁さんの地元鹿児島では『あくまき』という料理が欠かせません。
『あくまき』=『灰汁巻き』で、木灰からとったアク汁にもち米を漬けこみ、竹の皮で包んで煮込むという独特の製法なんです。
歴史は古く、薩摩藩が関ヶ原の戦の時に兵糧にしたという言い伝えもあります。
それ自体に味は無いのできな粉や黒蜜なんかでいただきます。
独特の風味があって、コレを食べると夏は目の前だな~って思うんです。

※注意・・・灰と言っても桜島の火山灰じゃありませんよ(^_^;)


((あくまき☆鹿児島の郷土料理))

★★★レシピ★★★

【材料】  ・・・・・10本分

・もち米      1.5kg
・灰汁       18カップ
・孟宗竹の皮  10枚

※食べる時にきな粉(砂糖と塩を混ぜたもの)や黒蜜などをお好みでかけます。

【作り方】

①鹿児島ではこの時期になると商店で木灰が売っていますので、それでアク汁を作ります。
※水に木灰を混ぜたものを布巾で2度ほど漉します。

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②前日にもち米を洗って水をきり、アク汁に浸しておきます。
翌日、アク汁から上げ、水をきります。
※アク汁は煮る時に使うのでとっておきます。

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③孟宗竹の皮も一晩ほど水に浸して戻しておきます。縛るためのに紐を竹の皮を裂いて用意しておきます。

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④竹の皮を広げ、もち米を袋状に包んで数箇所紐で縛ります。
※もち米ですので膨らみます。ゆるめに巻くのがポイントです。
大釜に入れ、水で薄めたアク汁で3時間以上煮ます。
※途中水をさし、米粒が飴色に煮えたら出来上がりです。

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⑤切る時、包丁だとベタベタとひっついて切りにくいので水で湿らせた紐でグルッと巻いて、絞るように切ると簡単にきれいに切れます。

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きな粉や黒蜜などかけて食べると美味しいですよ(*^。^*)

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