熊本のうまかもん
熊本県は九州の中央に位置する全国でも農業が盛んな土地で、日本で第二位となる阿蘇のカルデラが有名です。熊本市内には不落の名城熊本城がそびえ立ち、大規模なアーケードがある下通り周辺は九州の中でも最も賑わう繁華街のひとつです。世界でも珍しい水道水が全て地下水で賄われている事でも知られていて『水の都』とも称されています。火の国熊本は食の分野でも数多くの名物料理があり、加藤清正が広めたとされる馬刺しや病弱だった熊本藩主の細川忠利が好んで食べたと言われる辛子蓮根など全国的にも有名な料理が多い土地です。
病弱だった熊本藩主細川忠利に
禅僧・玄沢が蓮根を食べるよう勧め、
藩の賄い方であった平五郎が作って
食べさせたのが始まりとされる料理。
今では熊本を代表する郷土料理と
なっています。
葱の別称『ヒトモジグサ』をぐるぐる
巻いて食べる事からこの名が
ついたとされています。
酢味噌で食べる事が多く、『ヌタ』と
似た料理です。
もともとは中国福建省の郷土料理で
日本に伝わってから今の調理法に変質
したとされています。
熊本では給食のおかずとしても人気があり
熊本市周辺の中華料理屋では
定番メニューとして提供されています。
高菜の栽培および漬けものの生産が
盛んな阿蘇地方でソウルフード的な
位置づけで根強い人気がある。
刻んだ高菜漬けをごま油で炒め、
熱々ご飯に混ぜ込んだ、素朴だが
クセになる美味しさの郷土料理。
熊本で人気の惣菜。
『秘密のケンミンショー』で紹介され、
その人気が全国に広まった。
ちくわの中にポテトサラダを詰めて、
天ぷらにするというシンプルな料理。
熊本を代表するお菓子のひとつです。
名称の由来は短時間で
『いきなり作れる』という意味と、
来客が来ても『いきなり出せる』という
意味が重なったものと
言われています。
・・・・・・・・・馬肉料理・・・・・・・・・
熊本市内の飲食店では馬刺しとともに
人気の調理法で、細かく叩いた馬肉に
ピリ辛ダレを絡めて作られます。
馬肉を塩漬けにした生ハムで
オレンジとカマンベールチーズを巻いた
アイディア料理。
ワインのお供に最適です。
馬刺しはは寿司にしても美味しい!
葱と生姜を乗っけていただきます。
馬肉をサイコロ上にカットして、
塩麹に絡めて30分程度おき、
フライパンで表面を焼いた料理。
生食可能な馬肉ですので焼き加減は
ミディアムレアで。
馬肉は火を通しても美味しく、
揚げ物としてはパン粉をつけて揚げる
『カツ』がオススメです。
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2010年12月 3日 01:11 | カテゴリー: 九州のうまかもん